国際結婚の離婚率が高い理由が気になる。結婚前に実態が知りたい!

外国人の彼と付き合いが長くなってくると、自然と彼との将来を考えますよね。でも国際結婚をしたら色々と乗り越えなくちゃならない壁がありそうだし、本当に幸せになれるのかどうかとても不安に思うもの。

実際に離婚をした私自身、結婚前に知ってたら良かったなぁとつくづく思うことがたくさんありました。特に国際結婚となると普通の結婚以上に気を付けないといけないポイントがやっぱりあるんです! 逆にそのポイントを知っておくととても幸せな国際結婚生活を送れると思うので、先ずは国際結婚の現実を踏まえたうえでどのような事に気を付けたらいいのかを一緒に見ていきましょう。

国際結婚の離婚率が高いと聞くけど本当?

先ずは現実の話から。いきなりですが国際結婚の離婚率、気になりますよね。厚生労働省の統計によると、ちょっと古いですが平成17年の日本の全体の婚姻数のうち国際結婚数は5.8%。数年ずれますが平成20年の日本の全離婚件数のうち、国際離婚は4~6%とのこと。ですから国際結婚・離婚数いずれも日本の全婚姻・離婚数に占める割合はあまり変わらないようです。

国際結婚の離婚率は高いなんてイメージがありますが、数字を見ると特に日本における離婚件数に占める国際離婚の割合が高いわけじゃないし、むしろ日本では全体の離婚件数が上がってきているのでそれに比例して国際離婚も上がっているという感じでしょうか。

国際結婚の離婚率は70%!なんて言われていますが、結論としては国際離婚率は特別高いということではありません

国際結婚の離婚率~国別ランキング~

では国際離婚を相手の出身国別ランキングはどうでしょうか。ここ最近の政府統計データによると、妻が日本人の場合は相手が以下の順だそう。

  1. 韓国人(22%)
  2. 中国人(16%)
  3. アメリカ人 (12%)
  4. フィリピン人(4%)
  5. ブラジル人(4%)
  6. ペルー人(2%)
  7. イギリス人(2%)
  8. タイ人(1%)
  9. その他(37%)*内訳不明

上位がアジア人を占めていますが、これを見て思うのは同じアジア人だから身近に感じたり親しみを感じて結ばれる機会が多いけれども、実際は結婚してみたら思っていたのと違ったって思うパターンが多いのだと想像できますね。

国際結婚が離婚に至る理由

やはりどういう理由で国際結婚が離婚に至ってしまうかは気になりますよね。以下国際結婚ならではの離婚理由を挙げたいと思います。

考え方の違いが大き過ぎる

日本人同士だって違う家庭で育った他人同士が夫婦になれば当然考えた方が違う事も多々あります。ですが国際結婚となるとその違いはさらに大きくなります。以下が良く国際結婚では考え方の違いが出る項目。

  • 夫婦・家族観
  • 金銭感覚
  • 食の嗜好・食習慣
  • 安全・衛生感覚
  • 宗教観
  • 仕事の捉え方
  • 子育ての考え方
  • 人生の優先順位

夫婦・家族観

これは欧米人とアジア人では随分と違ってくるところ。

アジア人は親、きょうだい、親戚との絆をとても大切にする人がとても多く、日本人からすると家族・親戚と随分とべったりしていると感じることも。日本人はアジアの中でも割と家族であっても距離を置くと思います。それは「親しき中にも礼儀あり」という考え方が根強かったりするところもあると思います。ですが他のアジアの国では、身内でお金に困っている人がいると、金銭面で助け合ったり、家に住まわせてあげるなどすることもあります。

そこまでいかなくても普段からしょっちゅう身内で集まることが多く日本人的には時々それを重く感じてしまう場合も。

一方で欧米人はというと、ファミリーを大切にする文化ではありますが、夫婦は一つのユニットとして考えられており、何をするにも基本は一緒に行動して夫婦はなんでも分かち合うことが当たり前という考え方。たとえ子供がいても、夫婦だけでデートに行ったり子供を置いて旅行に行くことも。夫婦はたとえ子供が出来た後でも恋人同士のようにお互いを愛し合い精神的にサポートし合うことを求めます。

私の場合はこの「夫婦観」の違いというのは子供ができるまで気づきませんでした。夫は、私が子供にばかり目を向けるようになったことを内心では不満に思っていたのです。これは日本人ママは要注意!

金銭感覚

日本人同士でもどんな家庭で育ったかによって結構金銭感覚の違いはありますよね。また、日本人にとってお金の話をすること自体はしたないことだという考え方が未だにありますし、ギャンブル癖があるなどの極端な場合を除けば、そこそこ皆さん普通の金銭感覚かと思います。

ですが、国際結婚相手の出身国やその人個人の金銭レベルが日本人と大きくかけ離れていた場合は、かなり理解し難いこともあります。経済力が弱い国出身者と結婚した場合、日本人というだけでありとあらゆる面で家族や親せきの費用まで支払うことを期待されたり、変に贅沢をしたがることもあります。

アメリカ人は経済力的には日本人と似ているのですが、個人的に非常にケチな場合と、逆にどんぶり勘定で、クレジットカード負債があっても気にしない人も多々いるので、夫婦で財務状況をはっきりとさせて、どのように管理していうかを話し合うことがとても大切。

うちはどちらかというとケチなタイプだったのですが(苦笑)、それは国の社会保険や医療制度は頼りにならないので個人がしっかりと資産管理をしないと生きていけない国だという背景があり、しっかりと生計を立てることが日本に比べてとても大切だからなんです。それが逆に私にとってはストレスになる原因でもありました。

食の嗜好・食習慣

言わずもがなですが、やはり食の嗜好の違いは大きいです。特に年を取るにつれて自分の好むものをより食べたくなるのが人間ですからね。お互いに譲歩して相手が好きな物を食べる時は、その次は反対に自分の好きな物を食べるという風に協力できる場合と、全く違ったものをテーブルに出す場合とがあります。そこはそれぞれの家庭で自然とやっていくしかありませんね。

うちの場合は相手がアジア系アメリカ人だったのが幸いし、ご飯におかずというパターンが普通に受け入れられていましたが、それでも私が好きな納豆や煮物、魚はあまり食べてもらえず、夫だけ別の物を用意することが多々ありました。

安全・衛生感覚

これはアメリカならではなのかもしれませんが、世界一安全な日本で育っている私の警戒心の無さについてたびたび文句を言われました。子供を外で遊ばせるときとかの感覚が違うんですね。大きな公園で遊ばさせている時、常に見張っていないといつ誘拐されるか分からないと言っていました。 最近の日本でも同じような状況ではありますが・・・

逆にそういう危険意識がない人もいるでしょうし、そもそも安全の基準が違う場合もあります。先進国育ちの人と後進国育ちの人との間隔が違うところですね。それは衛生面でもいえる事なので、ある程度受け入れられる感覚の人かどうか、付き合っている時に理解しておくことは大切。

宗教観

日本人には理解しづらいことの一つに宗教観があります。アメリカに住んでいると周りでは実に様々な宗教を信仰しているので、下手に宗教について触れたり、中途半端なことを言う事はできません。クリスマスというイベント一つについても、キリスト教徒にとっては当たり前のことでも、ユダヤ教徒たちはお祝いしないので家にツリーを飾ることもしないし、子供相手に「ツリーは飾ったの?」っていうことも言いづらいのです。

ですが夫婦がそれぞれ違う宗教を信仰している場合。これは相手の信仰やそれに伴う行事なども尊重して挙げられるかが非常に重要。それができなければ結婚生活、特に子供が出来てから子供に教える面で問題が出てきます。信仰する宗教がある場合はきちんとそのことについて話し合うことが大切でしょう。

仕事の捉え方

そもそも仕事をどれだけ真面目に捉えているかが違う場合があります。あまり過去に真面目に頑張ってきた経験が無いと、仕事に就いても長続きしないケースがありますね。キャリアの目標があるか、どんな仕事をして生きていきたいかというビジョンがしっかりあるかどうかが結婚相手には非常に大切な要素だと思います。

また、考え方として仕事を昔の日本的に「喜びを得られる奉仕」と捉えるか、「対価を求める労働」と捉えるかの違いもあります。私なんかは考え方が若干古臭いので、家庭のことよりも仕事を優先してしまう場面がありました。例えば休暇を取るかとらないかで揉めたり。会社に迷惑を掛けられないからと言って休暇申請を出さなかったのですが、元夫は家族との時間を最優先にしない私の事を信じられなかったようです。

子育ての考え方

子供をどのように育てたいかは、個人でも違いがありますが、育った国が違うと結構考え方が違います。教育を大切に思っている場合は幼いころから厳しく育てる場合もあれば、子供はのびのび育てたい場合は、遊びを重視することも。私の場合は割と緩い家庭で育ってきていましたが、元夫は厳しい家庭で育っているので子供たちにはかなり口酸っぱくガミガミ言う癖があります。私は子供が幼いころはのびのびとやりたいことはなんでもさせてあげたいと考えているので、お互いの育て方に文句を言ってしまうことが多々ありました。

上記にもあったように宗教上子供への教えをどうするかという点も、違いがあるとぶつかる原因となるのでやはり、子育てについてはある程度どのように育てたいかを話し合うことが大切。

人生の優先順位

健康、お金、仕事、子育て、社会的立場、定年、ボランティア、などなど、何を優先して生きていきたいですか?そこそこ今が楽しい生活を送ってずっと暮らすことが良いのか、今は大変でも将来リタイアするために仕事を優先する生活をするのか、自分よりも人の為に生きていくのか、自分の幸せを優先にするのか。。これは長年結婚生活を送っていると変化してくるものではありますが、夫婦のベクトルが合っていないといずれ結婚生活は破たんを迎えるでしょう。

私は何よりも子供たちの将来の為に、子供の教育や体験にお金を惜しまず使ってきました。ですが、元夫は少しでも早くリタイアをして楽しい人生を送ることが人生のゴールだったので、子供に掛けるお金よりも将来のための投資に回したいということで意見がぶつかることが多々ありました。。

異国に馴染めない

相手の国に移住している場合、さいしょは旅行者気分で物珍しさで新しい環境が楽しいものですが、時が経つにつれて自分が思い描いていたほど快適ではなかったり、飽きてきたり、日本の便利さやなじみ深いものと比べるようになり、嫌なところが目に付くようになるもの。

しかも永住となるともうそこから日本に引き返せないし、上手く順応できないと自分が辛い思いをします。海外永住の場合はその土地にいかに順応できるかに掛かってきます。

ちなみに私は子供のころからアメリカに来る機会がちょくちょくあり、高校時代は語学留学、大学時代は一年間の交換留学をしていたので、アメリカ移住、しかも日本人が多く住むカリフォルニア州の都会なんてパラダイスだろうとたかをくくっていました。

そんな私ですらさいしょの一年間は元夫の友人の輪に馴染めず、ホームパーティーから帰ってくるたびにメソメソ泣いていました!

実家が遠過ぎる

国際結婚となるとどちらか一方、もしくは両方の実家が海外という場合がほとんど。年月が経つにつれて実家の両親が年老いていくと、なかなか会えずに精神的にも辛くなってくる人が多いです。

また、自分の年齢が上がっていくにつれて、和食が食べたくなったり、英語で話すのが面倒くさくなったりして、やっぱり日本が良いと年々思っちゃうのです。

まとめ

ネガティブなことばかり書いてしまいましたが、国際結婚にはこういった現実もあるということ。 そのことを事前に知って心の準備をしていることは非常に重要だと口を酸っぱくしてお伝えしたいです。(笑)

幸せな国際結婚生活を送れますように!

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